魔法世界を4DX3Dで体感してきた
先日、『ハリー・ポッターと賢者の石』4DX3D吹き替え
を観に行きました!
子供の頃、憧れたあの魔法世界を!
遂に!!
初の4DXで体感してきました!!!
映画「ハリー・ポッター」シリーズが2021年で20周年ということで、現在『ハリー・ポッターと賢者の石』が映画館で上映されています。しかも4DX3Dで!
3Dに関しては、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で観たことがあります。ファンタビの3Dも良いですよね。魔法生物の躍動感、特にオカミー (二本足と翼を持つ蛇のような生物) の迫力と大画面に映し出されるゴキブリが印象に残っています。
けれども、ハリポタでは今回初の3D映像で観賞!ワクワクが止まらない!!
受付で映画20周年記念のステッカーを貰いました!デカデカと「20」の文字が。
全体的にクィディッチのシーンや、呪文を使って戦うシーンなどは、映像に合わせてダイナミックに座席が動いたり、風や衝撃が多くてすごく楽しかったです!ただし、ハリーが入学するまでは大きなアクションは少なかったです。
ホグワーツでの不思議な体験をハリーたちと一緒に味わえる!って感じでした~
1. 箒に乗っている感覚
今回一番に楽しみにしていたシーンの一つ!特にクィディッチの試合中は最高でした。
本作では、飛行術の授業で初めて箒に乗ります。ハリーたちは箒に手をかざしながら「あがれ!」と唱えますが、私もこっそり同じように動きを真似て心の中で唱えていました。ここは特に4DXの演出ないんですけどね。ちょっと、やってみたくなって……笑
その後、ネビルの思い出し玉を取り返そうとハリーが箒に乗って飛びます。短いですが、箒の動きと合わせて座席も動き、ハリーと同じように箒で空を飛んでいるようでとっっても楽しい!!これにはマクゴナガル先生もにっこり (?)
さらに、より長く箒で空を飛び、荒々しい感覚も楽しめるのがクィディッチのシーン!
ハリーがスニッチを探している間、他のポジションの選手が攻守活躍しているので、映像に合わせて動きや衝撃が加わります。そのため、試合中はハリーだけではなく、グリフィンドールやスリザリンの選手になりきったかのように、クィディッチを体感できます。
選手同士がぶつかると座席が強く揺れたり、選手が箒から落ちてしまうと背中にガッガッとぶつかる感覚があったり。あれ地味に痛い。スニッチか何かが耳元を通り過ぎると、座席側も耳元にビュンビュンと風が吹いてちょっとくすぐったかったです。3Dなので選手の動きも立体的に見えて迫力満載です。
あと、普通に映像を見るよりも没入感というか、より作品にのめり込めますね。ハリーの箒が妨害により制御が効かなくなるシーンでは、それまでのダイナミックな動きよりは少し控えめになるのですが、自分も座席から落ちてしまうのではないか?と思わず唾を呑んでしまいます。
ハリーが金のスニッチを手に入れるまでのドキドキが共有出来てとても面白かったです。
2. トロールを退治する躍動感
ハロウィンの日、ハリーとロンがトロールを退治する、初めての戦闘シーンですね。ハーマイオニーを助けたことをきっかけに、3人の仲が深まるところです。
皆が大量のお菓子やハロウィン料理を食べているところから始まります。すると、どこからかあま~~い匂いが漂ってきます。
食事のシーンでは大抵匂いの演出がありました。視覚と味覚が刺激されて、お腹空いちゃうんですよね~……今の映画館、土日は食事持ち込み禁止なので余計に何か食べたくなる……
ハーマイオニーがトイレから出てくるとトロールと鉢合わせてしまいます。トロールって、体が大きく太っていてゴツゴツした見た目をしていますが、3Dで見ると存在感がより増して、よりキモく感じますね……
ハリーたちがトイレに駆け付け、トロールからハーマイオニーを助けます。トロールはこん棒を振り回して暴れているので、結構揺れたり、ブンブン風が吹き荒れたり、その場にいるような躍動感でした。トイレなので、水場が破壊されると水しぶきもかかり、よりリアルです。
基本的にハリーたち視点ですが、ロンが浮遊呪文 (ウィンガーディアム レヴィオーサ) によりトロールのこん棒を浮かせて、トロールの頭上に落とすと、座席が揺れます。トロールの受けた衝撃を体感します。つまり、この時一瞬トロールになりきます。
いや、トロールになりきる体験なんてあります?あとにも先にも、これだけだと思います。そう思いたい笑
3. 悪魔の罠や空飛ぶ鍵のリアルさ
物語終盤に差し掛かると、賢者の石を奪われないようにするために、立ち入り禁止の場所に向かいます。
そこで数々の試練に立ちはだかりますが、悪魔の罠のシーンでは足元にヌルヌルとまとわりつかれているかのような気持ち悪い感触があって、ハリーたちもこんな気持ちなんだな…と思いました。さすがに足元だけでしたが、もし全身そんな感触が駆け回ったら嫌ですね~~
空飛ぶ鍵のシーンは、3D で見ると圧感でした。クィディッチのシーンに次いで、3Dで見れて良かったなと思えるところです。緻密な動きをしていて、ひゅんひゅんと飛び回っていて厄介、うっとおしさがより感じます。
ただ無数の鍵が飛び回っているので、ずーーーっと見ているとごちゃごちゃしていて目が回ってしまいますね笑
巨大チェスも立体だと、より迫力あってよかったです!ナイトが剣を使って攻撃するのはもちろんですが、クイーンが自分の椅子をぶん回して攻撃していて結構暴力的で面白い。ロンは (勝利のためとはいえ) やられてしまうので、ハラハラドキドキも止まらないですけどね。
3Dは、ダイナミックに動く戦闘シーンや、沢山のものが飛び回るシーンだと、奥行きが活かされていて映えるな~~と改めて思いました。
その他にも、序盤でダンブルドアが火消しライターを使う演出も面白かったです。
ダンブルドアがライターをカチカチ鳴らすと、彼の周りにある電灯の光がライターに吸い込まれていきます。劇場でも横の照明がパッと一瞬付くと、映像に吸い込まれるかのようにスーッと消えていきました。映像と4DXの演出がリンクしていて良かったです。
いつ見ても賢者の石は楽しめる作品ですが、4DX3Dで見ることができるなんてつい数か月前までは思ってもいませんでした。もう、大満足です。
USJのハリポタの世界を体感できるアトラクション (ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー) も一度乗ったことがあります。
あれもダイナミックな迫力やリアルさがあって魅力的ですが、今回の4DX3Dは、大きく動くシーンとゆったり進むシーンをメリハリがあってみることが出来る点、吹き抜ける感覚や一部分の衝撃など細かい演出も併用して楽しめる点が良かったな~~と思いました。
賢者の石だけではなく、他の作品も4DXで観たいですね!特にアズカバンの囚人は、バックビークとの触れ合いや、ディメンターを退けるシーンがどんな感じになるのかな!?と考えるだけでも楽しみです。